こんにちは。
ゆるハリ起業の高澤麗です。
相手に何かを買ってもらう時、
相手に何かをお願いする時、
相手に「営業する」
相手に「交渉する」
ということを、
皆さん一度はしたことがあると思います。
子供の頃の「あれ買って」も、
交渉の一つですね(笑)
このブログを見てくれている方は、
「仕事における、営業・交渉のスキル」について、
知りたい・学びたい方々だと思います。
今日は、
様々な本やセミナーで知識をインプットする前に、
「今」「すぐ」実践できる
営業力・交渉力を上げるコツをお伝えします。
「とにかく◯◯する」
始めに、答えを言ってしまうと…
「とにかく質問をする」
ということです。
自分が相手に何かを提案したいのに、
なぜ質問をするのか?
と思う方も、いるかもしれません。
「相手に質問する」
ということで何を得られるか・・・
皆さんは、想像がつきますか?
答えを言ってしまう前に、
わかりやすい「会話例」を見て頂きます。
例えば、
ある女性が、化粧品を買いに
ふらりと店頭に行ったことを想像してみて下さい。
自分は特に何も買う気がなかったのですが、
店員さんに話しかけられます。
「何かお探しですか?」
「…あ、いえ、見ていただけです」
「そうでしたか!
何か見ていて気になったものなどありますか?」
(目の前に展示してあるアイシャドウが、
とてもキラキラしていて可愛い。)
「これ、可愛いな〜と思います」
「ありがとうございます!新作なんですよ♪
試しにつけてみますか?」
「あ、いえ・・・大丈夫です」
「かしこまりました♪
お手元でも試せるので、声かけて下さいね」
ここまでは、よくありますね。
でも、できる定員さんだったら、
もう一声かけると思います。
「せっかくなので、
何かスキンケアのサンプルでもと思ったんですが・・・
お困りのことなどありますか?」
(紫外線増えてきたからそれは気になるな・・・)
「シミとかですかね。」
「今ちょうど気になる時期ですよね。
肌の乾燥は気にならないですか?」
「あ、言われてみればカサカサしてます」
(自分では意識していなかったけど、
なぜか暖かくなってきたのに最近乾燥を感じる・・・)
「おまたせしました。
美白には◯◯がオススメなんですが、
お客様のお肌の感じを見ていて、
乾燥によるくすみかな?とお見受けしたので
こちらを持ってきました!」
(えっ、乾燥で肌くすむとかあるんだ
この人顔見てわかるとかすごーい)
そして、
もしこのもらったサンプルが
実際つけてみてとても心地よく
次の日の肌の調子がとてもよかったら
この女性は、全く買う気のなかった
「スキンケア」の商品を「欲しい」と思うようになります。
もしあの時、
試すのを断って終わりになっていたら、
この「欲しい」という気持ちは、
彼女には芽生えていません。
「質問する」ことで得られること
「相手に質問する」
ということで何を得られるか・・・
その答えは、
今あなたの目の前にいる方が
「どんな思い」でそこに居て
「何に困っていて」
「何が欲しくて」という
「相手の立場・世界を知ること」です。
これを知らなければ、
相手の欲求を満たすこともできないし、
相手に必要とされることもありません。
また、上記の例に上げられるように
質問をすることで
「潜在的な欲求や悩み」を
相手の方に気づかせることも可能です。
細かい営業術・交渉力を学ぶ前にするべきこと。
それは、とにかく「聴くこと」です。
いかがでしたか?
本当に簡単なことすぎて、
逆にやる気がしない人もいるかもしれませんね(笑)
しかしやってみるとわかりますが、
この「聴く」ということは
慣れていないとすぐにできません。
自分が出来ていなかったと感じる人は、
「今すぐ」実践してみて下さいね。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました!
高澤 麗
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